はじめまして。「そよかぜ動物病院」は、2014年10月20日に開院しました。
これから皆様とお付き合いさせていただく上で大切にしたいことがあります。
私たちは第一に、動物たちと飼い主様を家族のように大切に考え、温かく思いやりのある診療をしたいと考えています。
動物病院での診療は、動物と飼い主様と獣医師の三者で行うものだと思います。動物への治療法は、その動物の環境や条件によってそれぞれ異なります。動物が示す様々なサインと、一番近くにいる飼い主様からいただいた情報を元に、私たち獣医師から治療法の提案や情報の提供をさせていただき、一緒に最善の方法を考えていきたいと思っています。
動物にとって最善の方法を考える上で大切なことは、三者の信頼関係です。十分なコミュニケーションを行い、動物と飼い主様の不安を受け止め、わかりやすく丁寧な説明により少しでもその不安を解消すること、そして喜びは共に分かち合うことができるようなお付き合いをしていけたらと思っています。
また、質の高い獣医療の提供ができるよう、進んで学会への参加や文献の検討を行い、最新の情報や技術を取り入れる努力を致します。
開院後、飼い主様から震災にまつわる数々の動物たちとのエピソードを聞かせていただきました。動物たちが私たち人間と共に生きる“命”であるということを強く感じると同時に、私たち獣医師ができることを真摯に果たしていきたいという思いを改めました。
皆様にとって、どんなことでもお話できる親しみやすい存在、また心強く頼りになる地域のホームドクターのような存在になれることを目指します。
どうぞよろしくお願い致します。
そよかぜ動物病院
院 長 坂口 豪
